<東京下町の散策と食事を楽しむ>

(18)吉祥寺-その2           (鳥良商店)
                                  2022年12月22日
         


 前回の食事会から日時も離れていない時期に、前回と同じ吉祥寺の駅前の鳥専門店での会合であった。
 弘前から持ち帰ってきた美味しいりんご、早めに味わったほうが良い、ということで、それを頂くために この日となった次第である。
 前回の吉祥寺で、時間お関係で、行けなかったところを短時間で歩いた。
まず武蔵野八幡宮のさらに北に位置する大法寺に行く。

 

大方寺
 
 住宅街の一角にある。
山門を入ると、福禄寿が迎える。
大法寺は、寛永10年(1633)江戸城下の麻布桜田町で、仁波和尚が開山となり創建されたという。(出雲国松江城下の円城寺の高僧?)
昭和に入り、現地に移転。
      

四軒寺(しけんでら)交差点
 
 大法寺から西のバス通りにでて、武蔵野八幡宮に向かった最初の交差点が、「四軒寺」と名前 である。
 前回訪れた安養寺と月窓寺の2つの寺と、今回訪れる光専寺と蓮乗寺を総称して「四軒寺」と呼ばれていることが、由来となっている。

光専寺 
 
 安養寺の向かい側が光専寺。


寛文2年(1662)?創建されたとされ、吉祥寺の消失の 際門前町の町人とともに、移転してきたという。




<地蔵堂>



蓮乗寺
 
 山門前にある案内板によれば:
「本堂正面に安置されている日蓮上人の像は、木製の坐像で、右手にしゃく、左手に経文の巻物をもっている。この像は、文政年間(1818~30)に寄進されたもので、厄除日蓮と呼ばれ厄年男女の守り本尊として有名である」
               
 
鳥良商店
 
 駅からすぐ近く、入り口の店構えが古風で、昭和59年(1984)創業という。
店内もゆったりと落ち着いた雰囲気である。
 創業当初から変わらないという看板料理「手羽先唐揚」をはじめ、鳥料理、豆腐料理を堪能した。

 弘前からの「りんご」の土産を手に持って、早めの帰宅であった。